
猫のノミ・ダニ薬の選び方
「ノミ・ダニ予防の薬、どれが良いんだろう…」
という方は多いかもしれません。
特に猫は気まぐれ。
昨日は良くても今日はダメということも多々あるでしょう。
大切なのは、「どれがうちの猫に合っているか」。
一筋縄ではいかない、猫の投薬。
ぜひ、お薬を選ぶお手伝いをさせてください。
ねこちゃんにピッタリのお薬が見つかりますように。
01猫のノミ・ダニ薬はどれが良い?
「うちの猫にはどの薬が合うのか?」
難しい問題ですが、おうちの猫を思い浮かべながら、次の表を見てみてください。
薬を選ぶ際には、飼い主さんの投与しやすさも大切です。
ご自身の状況もふまえ、合うものを選びましょう。
飼い主 | ||||
---|---|---|---|---|
簡単なものが良い | 人気なものが良い | 飲み薬に慣れさせたい | ||
猫 | ||||
なんでも食べる | 飲み薬 | スポット薬 | 飲み薬 | |
飲み薬は飲まない | スポット薬 | スポット薬 | スポット薬、飲み薬*1 | |
産まれたばかり | スプレー | スプレー | ━ |
*1 同時に使わないでください。猫の様子を見て、使い分けましょう。
02タイプ別のお薬

猫のお薬には、以下のようなタイプがあります。
それぞれ薬の投与方法に合わせて、ご紹介します。
ブロードラインなどのスポット薬
簡単に投与できるのは、スポット薬です。
スポット薬は、背中にツツツと垂らすだけ。
舐めるにも届かないので、薬が口に入る心配もありません。
その使いやすさから、スポット薬が現在の主流となっています。
飲み薬を絶対に飲まない猫も、これならラクチンです。
猫専用のものや、犬と一緒に使えるものもあります。
人気ということは、それだけ使いやすいということ。
合うものが分からないという飼い主さんは、ひとまずスポット薬を使えば間違いなさそうです。
スポット薬の例
コンフォティスなどの飲み薬
飲み薬は、あまり気にせず何でも食べる猫に投与しやすい薬です。
また、この先病気になった時に、処方された飲み薬を飲まなくてはいけない機会があるかもしれません。
そういうときのために、月1回の投薬で慣れさせておくという手もありますね。
飲み薬デビューさせてみようかなという方は、投薬補助おやつもあります。
お薬をおやつにくるんで、お薬のにおいを隠すというものです。
参考にしてみてください。
飲み薬の例
フロントライン・スプレーなどのスプレー
スプレータイプなら、産まれたばかりの子猫にも使える薬があります。
早いものは生後2日から使用可能です。
ただ、親猫が子猫を舐める際、薬を舐めてしまう可能性もあります。
また、拾った子猫はまず動物病院に連れていくのが良いため、獣医師に相談してから使用するのが安心でしょう。
赤ちゃん、健やかに育ちますように!