犬を飼うと若返るって知ってます?

犬を飼うと若返るって知ってます?

ペットを飼う理由は「可愛い」「育ててみたい」「一緒に散歩がしたい」など人によって様々ですが、犬を飼うと若返るって知っていますか?
イギリスのセント・アンドルーズ大学が行った研究によると犬を飼うことで若返るという研究結果がでたようです。

また、アメリカのMail Onlineによれば、犬を飼っている人と犬を飼っていない人を比べると、犬を飼っている人は10歳近くも若く、体も精神も健康であるという結果が出たそうです。

実は犬は最強のアンチエイジング効果があるのです。

ですが、犬を飼うことによってもたらされる効果はアンチエイジングだけでなく、心身の健康、リラックス効果、など様々あるようです。

また散歩を行うと運動不足の解消ともなりますし、犬を通してスムーズな人間関係をも築くことができるのです。

このように犬を飼うと得られるのは一緒に過ごす喜びだけではないのです。

この記事では、どうして犬を飼うと若返るのか、心身ともに健康でいられるのか、などを徹底解説します!

メカニズム

どうして犬を飼うとアンチエイジング効果があり、若返るのか、気になりますよね。

上記でも出したイギリスのセント・アンドルーズ大学の研究によると79歳以上の男女574人を対象に、1週間に渡り1日の運動量を図る機械を装着し実験を行いました。

1週間後に結果を調べてみると調査対象者の約9%の男女が、他の人々と比べて精神的な苦悩を受けていないということが分かったのです。

この9%(50人)には共通して犬を飼っていたのです。

では、なぜ犬を飼うとこのような精神的苦悩がなく、若々しくいられるのか理由を解説していきます。

メカニズム

オキシトシン増加

最近では医療現場で活躍する「セラピー犬」という犬がいることを知っていますか?

セラピー犬が導入され、全国の医療機関へと広がりを見せていますが、セラピー犬が患者さんに近づくと痛みが和らいだり、回復が早まったりするという効果が期待されているようです。

アメリカのサイエンス誌にも掲載された、麻布大学の教授による研究では、犬とその飼主がお互いに見つめ合うと、人の体内で脳の下垂体から「オキシトシン」というホルモンが分泌されていることが分かったようです。

犬と見つめ合った時の人間のオキシトシンは3倍以上に増加したという研究結果があります。

さらに、人間だけでなくこの研究では犬も同じように飼主と見つめ合うとオキシトシンが分泌されるそうです。

ではこの「オキシトシン」とは一体どのようなホルモンなのでしょうか。

オキシトシンは幸せホルモンや安らぎの物質と呼ばれるほど人間や動物の体に良い影響を与えてくれるのです。

  • 傷の治癒が早くなる
  • ストレスホルモンの血中濃度が低下する
  • 好奇心が強くなる
  • 学習能力の向上
  • 胃腸がより効果的に働き栄養を取り込む
  • 心拍数と血圧の低下
  • 心臓の機能を上げる
  • 感染症予防に繋がる
  • 筋肉の緊張が減る
  • 幸せな気分になる

などがあげられます。

オキシトシンを分泌することはまさに「無敵の自己治癒力」と言えるでしょう。

犬と触れ合うことにより、オキシトシンの他にも「セロトニン」と言われるホルモンが分泌されます。

アメリカのカリフォルニア大学ロサンゼルス校の動物介在療法研究によると、ペットを飼っている人は、そうでない人に比べるとうつ病や気分障害を発症する割合が低いという結果が出ました。

またうつ病の高齢者が動物と触れ合うことで、うつ症状が軽減するということも確認されたようです。

動物と人間が触れ合うことによりストレスホルモンである「コルチゾール」の分泌が減少し、脳内の「セロトニン」が増えるという効果が得られたようです。

このセロトニンとは、オキシトシンと同じく「幸せホルモン」と呼ばれており、精神を安定させストレスを軽減させる働きがあります。

さらにセロトニンは睡眠にも深く関わっている神経伝達物質で、セロトニンが多く分泌されることにより目覚めが良くなる、頭がスッキリとしてポジティブな嗜好になれるという効果があります。

このように犬は私達に可愛さだけでなく、幸せな効果も持たらしてくれているようです。

運動

犬を飼うと、毎日散歩へ連れて行ったり、気候が良ければいつもより遠くまで、またいつもと違うルートで散歩をしてみようかなって気持ちになりますよね。

気がついたら1時間も散歩をしてたなんてこともありますよね。

ですが、この運動こそがアンチエイジングには欠かせないのです。

WHOによると運動不足は死亡リスクを高める危険因子だそうで、現在では世界の成人の4人に1人が運動不足と言われています。

1日のうちに座っている30分間を軽い運動に変えるだけでも死亡リスクが17%下がるそうです。

また、立ち上がって運動するつまりは散歩をするだけで死亡リスクを最大で35%も減少することができるのだそうです。

特に糖尿病の大半を占めている2型糖尿病は、食事や運動などの生活スタイルと関連がとても深いのです。

糖尿病の予防や改善には運動療法が効果的なのです。

犬を飼うと10歳ほど若返るといった理由はここにもあるのです。

ブリガム・ヤング大学が行った研究では、運動をより多くすることで体の老化を遅らせることができるという研究結果があります。

この研究では30日間に渡り5823人の成人の活動データを分析しました。

着目したのは「テロメア」と言われるDNA内の染色体を保護する役目を持った末端部の構造です。

このテロメアは加齢とともに短くなっていき、それが進むとガンやその他の病気のリスクが高まるという研究結果が発表されました。

具体的なことはまだ解明されていませんが、「定期的に運動を行うことにより、テロメアのDNAのエンドキャップを短くするとされる炎症を抑える効果があるのではないか」と言われているのです。

普段は運動嫌いで歩かない人でも、愛犬と一緒に散歩をしたりするだけで気がついたら健康体になっているのかもしれません。

また散歩やドッグランなど犬を通じてご近所さんとのコミュニティを深めることも可能ですし、犬がいるだけで普段の生活に彩りが出ますね。
このように犬を飼うとオキシトシンやセロトニンといった幸せホルモンだけでなく、散歩をするために運動も行うため肉体的な老化をも遅らせることができます。

心に余裕がなく、散歩をする時間がないと思っている方でも犬を飼うことで逆にゆとりを持つことができたという方もいます。

毎日の散歩が習慣となれば、運動を苦に思っていたという気持ちも忘れてしまうかもしれませんね。

まとめ

犬を飼うと若返るって知ってます?

犬などペットを飼う理由は「可愛いから」など様々な理由がありますよね。

きっかけもペットショップで見かけて運命を感じたから、保健所からどうしても助けてあげたかったからなど様々ありますよ。

犬を飼うことで、10歳若返るということをテーマに見てきましたがいかがでしたでしょうか。

犬と見つめ合うだけで人間から分泌されるオキシトシンはおよそ3倍も増加し、傷の治癒が早くなる、痛みが軽くなるだけでなく、病気や感染症の予防にもなるのです。

肉体的な健康だけでなく、犬を飼うとうつ症状も改善するのです。

今までまったく無趣味で、なにに対しても興味が沸かなかった人でも、犬と触れ合うことで意欲的にトライしてみようという気持ちになったり、幸福感を得られたりとメンタルヘルスまでも健康になります。

また学習能力が向上するなど脳のアンチエイジングにも期待が持てるため認知症の予防ともなります。

このように犬と触れ合うことで肉体的にも精神的にも若さを与えてくれるのです。

犬が私達人間に与えてくれるものは、私達人間が犬に与えるものよりも多いのかもしれませんね。

犬を飼っていない人であっても、定期的に犬と触れ合える機会があればアンチエイジング効果も得られるかもしません。