犬の室内飼いのメリットやデメリットを書いていきます。

犬の室内飼いのメリットやデメリットを書いていきます。

近年犬を飼うのには「室内飼い」が基準になってきていますが、まだまだ外飼いの子が多いのも事実です。

室内飼育と外飼飼育の犬では、愛犬を脅かす危険だけでなく、時には寿命までも左右することがあるのです。

やむを得ず外飼をしている方もいらっしゃると思いますが、なぜ外飼の子は危険が多いのか、室内飼育をしているとどんなメリットがあるのかなどを詳しく説明していきます。

室内飼いのススメ

室内で飼育を行うことにより、犬の寿命も増加傾向にあります。

では、なぜ犬を室内で飼育すると寿命が伸びるのか気になりますよね。

第一に体調の変化にすぐさま気付けることや、適温の管理ができることがあげられます。

犬の体調は、人間と同じように、すぐに気づき対処をしなければ命に関わる危険な事態となってしまうことがあります。

室内飼育をしていればそれらの異変にいち早く気づいてあげることができるのです。

ではこれらのメリットを1つずつ詳しく見ていきましょう。

室内飼いのススメ

体調の変化にすぐ気づける

上記でも説明した通り、犬の体調は時に急変してしまうことがあるのです。

例えば熱中症や犬が中毒のあるものを食べた時、ケガをした時。

室内に犬がいればすぐに異変に気づくこともできますが、外で飼育している場合は、犬が大声をあげて鳴いたりしないと異変に気づけないのです。

人間であれば、自分の体調の変化や、危険を感じたらすぐに処置をしたり救急車を要請したりと対処できますが、言葉を話せない犬にとっては飼い主さんが気が付かなければいけないのです。

これらの異変はいち早く気づき、応急処置や動物病院へ連れて行くことで命へ関わるようなリスクを減らすことができます。

また、目に見えて体調の異変がない場合でも、食欲がない、なんとなくいつもと違う行動を取るなどこれらのことも間近で見ることができることも室内飼育のメリットです。

そういった普段の変化で愛犬は病気のサインを伝えている場合もあるのです。

室外で飼育している犬に比べると、室内飼育の犬はより飼い主さんと一緒にいる時間が増えます。

そうするとよりお互いを理解でき、普段の体調の変化に気づくこともできます。

反対に、飼い主さんが愛犬の教えてくれるサインで自分の病気に気がつくなんてパターンも稀にあるようです。

快適な温度の管理ができる

熱中症のリスクを大幅軽減

犬は寒さに強く暑さに弱い動物と言われています。

一昔前であれば犬が熱中症になるなんてことは想像もしてなかったという人もいるかもしれませんが、昨今の酷暑を考えると熱中症は犬にとっても死活問題なのです。

犬にはもともと汗をかく「汗腺」というものがありません。

汗腺は汗をかき、それが気化することにより体温を下げるという役割を持ちますが、犬は汗腺を持っていないため自分で体温を調節することができないのです。

また、年に2回換毛期があり、夏毛、冬毛と切り替えてはいますが、年中毛皮をかぶっていることには代わりありません。

犬が熱中症になると「パッティング」といい、浅く速い呼吸を始めます。

唾液を蒸発させて体温を下げるため体温調節をしようとしますが、これは熱中症の初期症状です。

室内飼育の場合は、これらの初期の症状に気づいたら、室内の温度を下げる、または水を多く飲ませるなどの対処を素早く行うことができます。

犬にとって快適な温度というのは犬種にもよって異なりますが、室内で飼育している犬であればエアコンなどで簡単に室内の温度を調節できます。

犬の場合は特に暑さに弱いためエアコンの設定温度は人間に合わせるのではなく、愛犬に合わせるようにしましょう。

留守番も安心

留守番の時も室内であれば、温度管理ができるから安心です。

ですが、ペット保険の調査によるとだいたい6割近くの犬が室内で熱中症を起こしたというデータがあります。

近年の異常気象では、犬が留守番している時でも、エアコンが欠かせません。

室内にいるから大丈夫と安心して留守番させていても帰宅したら具合が悪そう、脱水を起こしているということもあります。

必ずお留守番中もエアコンを付けたままにして適温を保つようにしましょう。

また温度管理だけでなく、室内飼育している犬はお留守番中でも安心して過ごす環境があります。

ですが、室外飼育をしている場合、熱中症だけでなく、飼い主さんがいない間に近所の子供に変なものを食べさせられたり、誘拐されるなんていうリスクがあります。

また、繋いでる鎖が取れてしまい脱走してしまうなんてこともあります。

愛犬に留守番をさせるということはあらゆるリスクを想定して考えなければいけないのです。

その分、室内飼育をしている犬であれば、こういったいたずらをされるリスクや誘拐されるというリスクは格段と減るのです。

デメリット

犬を室内飼育することは多くのメリットもありますが、実はデメリットもあるのです。

ですが愛犬の命の事を考えれば屁みたいなものですけど、換毛期にはいくら掃除しても毛が舞ってしまったり、飼い主さんが大切にしているものを悪気なくおもちゃにしてしまったり、飼い主さんにべったりでペットホテルなどに預けるとすぐに体調を崩すなど、こういった弊害もあるのです。

では室内飼育のデメリットを詳しく見ていきましょう。

掃除が大変

愛犬のトイレはどうしていますか?

室内飼育をしている人であれば室内にトイレを設置して、そこに排便や排尿をするようにしつけをしている人がほとんどだと思います。

たまに室内飼育でも散歩時にしか、排便や排尿をさせないとしつけしている方もいますが。

室内飼育の場合は、愛犬が排泄するとやはり匂いが気になりますよね。

また、子犬などをまだしつけが十分ではない時期には、トイレではないところで排泄してしまって排泄物を踏んでしまった…なんてこともしばしばあります。

留守番の時期が多く愛犬にストレスを溜めてしまったときには所構わず排泄してしまったりなど。

そういった時に掃除をするのが大変ですね。

また、犬種にもよりますが換毛期の時期には毎日掃除機やコロコロをかけて、空気清浄機を回しているのに気がついたらまた毛が舞っているなんてことも室内飼育あるあるです。

黒い洋服を着ていると、換毛期には毛が目立って仕方がありません。

それでも毎日コミュニケーションを取りながらブラッシングしたり、古い毛を落とすためにシャンプーをしてあげたりすることで愛犬との信頼関係も生まれてくるものです。

これらの掃除やブラッシングは大変ですが、愛犬の健康を思えば耐えなければいけないものなのです。

イタズラ・破壊

犬は非常にかしこい動物ですが、時に無邪気に飼い主さんの大切なものを破壊してしまうことがあります。

犬を室内で飼育するのであればある程度のいたずらも覚悟の上ですが、本当に「なんでこんなものをおもちゃにするの?」と飼い主さんが予想だにしないもので遊んだり、隠したとしても頑張って探し出したりと、愛犬が考えることが分からない時もしばしばあります。

もう古い洋服だから、捨てようと思っていたものだからという物であればさほどのショックもありませんが、もし飼い主さんが大切にしているものであれば?

それはかなりショックですよね。

とても腹立たしい気持ちや、悲しい気持ちになってしまうこともありますが、飼い主さんも大切なものであれば絶対に愛犬の届かない所に置く必要があります。

犬は人間が思っているよりもとっても賢い動物なのです。

室内で犬を飼育する場合には、いつも「まさか」に備えて生活環境を整える必要があります。

また、人間の子供と同じように犬は分からないものは「とりあえず口に入れてみる」という風に誤飲をしたり、齧ってしまうことがあります。

その証拠に、電気コードを齧って感電してしまう犬が多いのです。

万が一に愛犬が電気コードを噛んで感電してしまったら、焦らずにまずブレーカーを落としてコードをコンセントから抜くようにしましょう。

感電した犬をすぐにでも抱き上げてしまいそうになりますが、直接触れてはいけません。

帯電している可能性もあり飼い主さんも感電してしまうことがあります。

感電してしまった場合は、ゴム手袋などをしてから愛犬を触るようにし、発見次第すぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

また、感電以外にも誤飲という危険リスクがあります。

誤飲した場合は感電とは違いすぐに症状には表れず誤飲に気が付かないことがあるのです。

その場合、誤飲したものが排泄物と一緒に出れば問題ありませんが、胃や腸の中に留まり炎症を起こしてしまったり腸閉塞となる恐れもあるのです。

また、飼い主さんが放置したタバコなどを飲み込むとニコチンが原因となり中毒症状が出ることもあり、最悪の場合死に至る危険があります。

このように室内飼育をしていれば安全と考えるのは間違いです。

生活環境中にも犬にとっては多くの危険が潜んでいるのです。

この機会にぜひ生活環境の見直しや、事故予防を心がけるようにして下さい。

飼い主への依存

室内飼育をしている場合、おはようからおやすみまで飼い主さんにべったりな愛犬もいます。

とても可愛らしく四六時中離れるのが嫌になってしまう気持ちはすごくよく分かります。

ですが、そういった犬は飼い主さんが長期の出張になってしまった場合、あるいは飼い主さんが入院をして長期的に会えなくなってしまった場合に、「分離不安」を起こしてしまうリスクがあります

この分離不安の症状には下痢や嘔吐、食欲が低下するなどの体調不良や、部屋を散らかす、トイレ以外の所で排泄してしまうなどの問題行動など様々あります。

このような分離不安の原因には、子犬のときに長時間留守番をさせた、震災などの恐怖体験をした、引っ越しした、加齢によって目が見えなくなり不安感が強くなったなどの原因があげられます。

愛犬を分離不安にさせないためには、これらの原因を作らないことが1番の予防となりますが、すでに症状が出ている場合、または愛犬が留守番中に暴れてしまうなどの問題行動を起こしているのであれば少しずつ改善していく必要があります。

例えば、留守番の環境を整える、在宅中でもあえて愛犬を無視する、犬に気づかれないように外出するなど徐々に改善していくことが大切です。

一見冷たいようにも思えますが、これらの行動はしっかり愛犬を考えたしつけなのです。

人間の食べ物を誤飲するリスク

室内飼育をしているとそこらじゅう自由に歩き回ったりしていますよね。

キッチンや玄関、水回りなどは愛犬にとって危険な環境となるため、ペットフェンスをしている家庭も多くいるかもしれません。

例えばキッチンで料理中に玉ねぎを落としてしまって、気が付かないうちに愛犬が食べてしまっていたり、宅急便のサインをしている間に犬が急に外に飛び出してしまったり、お湯を張ったままの浴槽に愛犬が溺れてしまったりなど様々な危険があります。

特にキッチンや机の上、かばんの中には犬にとっては中毒となるチョコレートなどが置いてありますよね。

実際にそういったものを自宅には持ち込まないと徹底的にガードできている人は多くはいないのではないでしょうか。

ちょっとした隙にそれらのものを漁って食べてしまう危険があります。

犬は人間よりも何倍もの嗅覚が良い動物で、人間でも置いていたのを忘れていた食材やお菓子を見つけて食べてしまうことがあります。

そういう場合には、しっかり犬がキッチンに入れないようにペットフェンスをしたり、チョコレートなど犬に与えてはいけない食材は犬が絶対に届かない場所に置いておくなど工夫をする必要があります。

万一犬がチョコレートを食べてしまった場合は、緊急手段として食塩やオキシドールを使用し吐かせます。

その後はすぐに動物病院へ連れて行くようにしましょう。

このように室内飼育をしていればあらゆる危険から愛犬を守れるかと言えばそういう訳ではないのです。

ですが、飼育環境を整え、犬にとってはリスクなる危険因子をできるだけ取り払う、あるいはガードすることによってある程度のリスクは防ぐことができます。

このような室内飼育のデメリットにしっかりと飼い主さんが対処すれば室外で飼育するよりも室内で飼育するほうが圧倒的に愛犬にとって危険を減らすことができます。

犬が生まれてからすくすくと成犬になり、生涯を全うするまでには必ずと言っていいほどケガや病気は付き物です。

ですが、犬に降りかかる人災は少しでも減らす努力をすれば減らせるものです。

これらの人災を減らし愛犬にとって居心地の良い環境を築ければ、それは必ず愛犬の寿命にも関係してくるものです。

現在の飼育環境が本当に愛犬にとって良いものなのか、本当に危険はないのか、など考えるきっかけになれば幸いです。

外飼いの危険性

日本だと結構昔から普通に外飼いで飼育されてきたけど、実はヤバイって知ってました?

近年、室内飼育の犬が増えていることから犬の平均寿命も伸びたのです。

そのため、外飼いで飼育している犬は、室内で飼育している犬よりも寿命が短くなるのです。

それは、体調の変化に気が付きにくいことや、寄生虫の感染リスク、適切な温度設定ができないことなどが理由にあげられます。

では、詳しく外飼い飼育している犬のリスクを見ていきましょう。

外飼いの危険性

体調の変化に気づきにくい

室外で飼育していると、室内飼育の犬に比べると圧倒的に体調に変化に気が付きにくいのです。

特に犬は自分の体調の変化を人間に隠したりする習性があります。

そういった場合、室外飼育をしていると愛犬の体調の変化を見落としてしまうことが多くあります。

例えば夕方らへんから体調が悪かったとしても、「夕飯をあげたあとは、愛犬の顔を見るのが翌日の朝」など室内飼育に比べると圧倒的に愛犬の姿を見る時間やタイミングが少ないのです。

どんな病気もどんなケガも共通して言えることは、早期発見し早期治療することが大切」です。

そのために室外で飼育していたとしても頻繁に愛犬の様子を観察し、いち早く体調の変化に気がついてあげる必要があります。

特にシニア犬の場合には、普段からの活動量や食欲も低下していたりと体調の変化には気が付きにくいのです。

室外飼育している犬では愛犬の変化に気が付きにくいからこそ普段から、顔の様子や被毛、排泄物、体重、呼吸、食事、体温などこれらの項目をチェックするようにしましょう。

お散歩時やご飯を与える時にこれらの項目を日頃からチェックしておくことで変化にも気づきやすくなるものです。

フィラリア・寄生虫の危険

犬の腸内に寄生する虫は回虫(かいちゅう)や鉤虫(こうちゅう)や鞭虫(べんちゅう)そして瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)、血管内に寄生するフィラリア(犬糸状虫)など様々な虫がいます。

腸内に寄生する虫以外にも外部寄生虫というノミやダニなどもいます。

これらの寄生虫は犬にあまり影響を与えないものから、寄生されると命の危険を脅かすものまで症状も様々です。

室外飼育をしている犬と、室内飼育をしている犬では圧倒的に室外で飼育している犬のほうが寄生虫からの危険に晒されている状態です。

定期的に健康診断などを受けていれば安心という訳ではなく、健康診断でも検診する内容により発見されない虫もいるのです。

そのためには予防薬などを使用し、日頃から愛犬の体調チェックを欠かさず行う必要があります。

予防薬や駆除薬は寄生する虫によって種類がたくさんあり、投与する時期、投与する量、投与する方法が異なります。

室外飼育している犬であれば、より一層これらの外敵から飼い主さんが守ってあげなければいけません。

もしあなたの飼っている犬がシニア犬であれば、より一層予防が必要となります。

家の中に入れてあげることができない場合には、犬小屋を普段から清潔に保ったり、愛犬の体調の変化にいち早く気づいてあげることが大切です。

快適な温度の管理ができない

室外飼育をしていると愛犬の快適な温度管理ができません。

室内飼育の場合は、エアコンなどを使用して温冷の調節ができますが、室外犬の場合はなかなかそういうわけにはいきません。

特に犬は人間よりも低い位置、地面から近い位置で生活しているため地表の暑さを感じ取りやすく、またアスファルトが高熱になると肉球をやけどしてしまったりします。

もともと日本は高温多湿な地域ではありますが、近年の異常気象により熱帯化していると言っても過言ではありません。

次々と最高気温を記録している猛暑では愛犬が熱中症になる危険性が高いのです。

あまりにも暑い日はエアコンの効いた屋内に入れてあげるようにしましょう。

また、なるべく犬の小屋は日陰となる場所を選び、可能であればコンクリートの上ではなくお庭の土の上や芝生の上へ移動してあげましょう。

犬は暑さを凌ぐために土に穴を掘って、そこに入る習性があります。

掘った土の中は、意外にも冷たくて涼しさを感じるためです。

犬の暑さ対策には、他にも小屋にスノコを置いて地面との間に空間を開けて風を通しやすくしたり、庭で水浴びをさせたり、普段よりも飲み水を多くあげたりすることがおすすめです。

このように暑さ対策を行っていても過酷な暑さが連日続いた場合には、愛犬の体調の変化に特に気にするようにして下さい。

愛犬は家族の一員!室内飼いもたらすメリット!

古くから人間のペットとして飼育されてきた犬ですが、最近では「犬も家族の一員」であるということが浸透しつつありますね。

飼い主さんが帰宅すると嬉しそうに駆け寄ってきたり、膝の上に乗ってきたりと愛犬の仕草からも飼い主さんへの愛が伝わってきますよね。

実際に犬は霊長類以外に唯一、人間の目を見つめる動物だそうで、人間の嬉しい、悲しいなどの感情を敏感に感じ取ります。

普段から衣食住を共にすることで、愛犬との絆がさらに深まります。

では実際に室内飼育のメリットを見ていきましょう。

愛犬は家族の一員!室内飼いもたらすメリット!

コミュニケーションが取りやすい!

信頼関係を築きやすい

散々室内飼いのススメでも述べたように、一番の理由は、愛犬と一緒に寝たりコミュニケーションが取りやすいということがメリットです。

コミュニケーションが取りやすいということは、信頼関係を築くのに一番必要です。

また、コミュニケーションが取りやすいのは愛犬にとっても人間にとってもメリットしかもたらさないのです。

犬は人間との絆を大事にしてくれる動物で、実際に犬と人間の関係を研究した学者がいます。

どうやら犬たちも私達人間を愛してくれていることはもちろん、家族として見てくれているようです。

人間との絆の強い犬であれば、犬は同族以上に人間を頼りにしてくれるようです。

犬はとても忠実で賢い動物で、飼い主さんが愛情を注いだら決して裏切ることはなく同じ感情で応えてくれるのです。

子犬の頃に教えたことは忘れることはなく、成犬になると今度は飼い主さんが犬から様々なことを教わるようになります。

これこそが家族の絆なのではないでしょうか。

上記にも書いたように、犬は霊長類以外では唯一人間の目を見つめる動物なのです。

犬とのコミュニケーションにおいて、大切な行為ですが犬と見つめ合うことで、飼い主さんにも「オキシトシン」と言われる幸せホルモンが分泌され、肉体的な健康やメンタルヘルスにもとても良い影響を与えてくれます。

犬にまつわる習性は昔から色々と噂されていますが、最新の研究では様々なことが分かってきました。

以前までは犬は家族に順位を付けてそのリーダーに服従すると言われていましたが、これは間違った情報なのだそうです。

実際には、犬は飼い主さんの言う通りにすればご褒美がもらえるかもらえないかで行動しています。

犬はその時々の状況に応じて自分にとってどのような損得があるのかを考えているようです。

なんだかずる賢いけど憎めない末っ子のような性格ですね。

また散歩をする時に犬を先に歩かせては行けない、上下関係や主従関係が作られていないと昔から言われてきましたが、これには全く根拠がありません。

犬が散歩中に飼い主さんより先にあるきたがるのは、単純にお散歩が好きだからなだけです。

歩いている先に気になるものを見つけて気になって進んでいるだけなのです。

なんとも可愛いですね。愛犬がいろんなものに興味を示すと、一緒に散歩している飼い主さんもついつい気になって愛犬の興味のあるものを知りたくなってしまいます。

このように愛犬が様々なものに興味を示すため、それが飼い主さんの脳をも活性化しているのではないでしょうか。

しかし、お散歩中好きなところへ犬が歩いて行ってしまうと事故などの危険性もあるため、飼い主さんの隣を歩くと良いことがあるとご褒美を与えながら教えるといいでしょう。

犬とコミュニケーションを密に取り、家族の一員として迎えることで、人間にもとてもいい影響を与えてくれます。

しつけがしやすくなる

犬と衣食住を共にすることで、犬のしつけがしやすくなります。

やはり一緒にいる時間が長いほどコミュニケーションを取る時間も長くなりますので、すなわちしつけがしやすくなるのです。

犬のしつけはトイレや食事のルール、無駄吠えなど、社会で暮らしていくためのルールなどを学ぶことです。

これらは一緒の空間に住んでいないとなかなかしつけるのが大変ですね。

元々犬は賢い動物ですが時にやんちゃをしてしまったり、飼い主さんと遊びたくて粗相をしてしまうことがあります。

ですが四六時中一緒にいれば愛犬の性格もだんだんと分かってくるのです。

反対に突然愛犬が問題行動を起こした時には、愛犬の体調が悪いのかもしれない、もしかしたらストレスが溜まっているのかもしれないとすぐに変化に気がつくことができます。

愛犬と遊ぶことは愛犬、人間の双方にとって心の栄養となるのです。

ですが、その遊びや生活の中にも様々なルールがあり、それをしっかりと教えてあげることが「しつけ」です。

単純に甘やかしたり、厳しく言うことを聞くまで教え込むということではないのです。

愛犬をどのように育てるのか、どのように育ってほしいのかは人それぞれですが、しつけとはただ単にペットをしつけるというだけの意味ではないのです。

しつけは、ペットと飼い主さんが共にマナーを学び、実行することです。

犬と人がともに楽しく健康的に暮らし、社会全体が幸せに共存していくためにしつけは欠かせませんが、マナーを学ばなくてはならないのは犬だけではなく飼い主さんや家族もマナーをしっかり学んでいくことが大切です。

犬と人間が共に生活をすると絆が生まれると上記でも書きました。

ですが、犬と人間の絆は急に生まれるものではありません。

日々のコミュニケーションがしっかりと取り、信頼関係を築けていればこそ絆が生まれるのです。

年密にコミュニケーションが取れていれば愛犬との絆もより一層深まり、飼い主さんが愛犬に守って欲しいルール、してはいけないことなど言葉が理解できない犬であってもしっかりと理解してくれるかもしれません。

そのためには普段から飼い主さんも愛犬へ愛情を示さねばいけないのです。

まとめ

まとめ

近年では犬の室内飼育が増えたことなどにより、寿命は大きく伸びています。

室外飼育をしていると上記でも書いたように、室温の管理、寄生虫の感染、人間からの危害など様々なリスクがあります。

室外で飼育をしていてもすくすくと成長し、飼い主さんと幸せな時間を過ごし寿命を全うする犬もたくさんいます。

ですが、室内飼育をしていると犬に危険を加える外敵からしっかり守れるというのも事実です。

また、ちょっとした体調の変化にも気づくことができるだけではなく、適切な温度の管理、信頼関係が築きやすくなると言ったたくさんのメリットもあるのです。

ですが、室内飼育をしているからあらゆる危険から犬を守れているのかと言えばそうではありません。

室内でもしっかりと飼い主さんが愛犬にとって害となるもの、危険となりうるものなどは排除したり、ガードする必要があります。

さらに寄生虫は室内飼育をしていれば感染しないかと言われればそうではありません。

フィラリアの原因となる蚊は網戸をかいくぐって室内に侵入することもあるため、予防薬は欠かせないのです。

日本と海外ではペット事情も異なりますが、2世帯に1世帯は犬を飼っているという犬大国であるアメリカでは、室内で犬を飼育するのは当たり前のことなのだそうです。

アメリカでは室外飼育している犬は本当に稀だそうです。

日本の家が小さくて大型犬は外でしか飼えないなどの事情はありますが、近年ではペット共に泊まれるホテルや、犬が自由に走り回れるドッグランも増えてきています。

日本でも「犬は家族の一員」ということも浸透しつつあるため、この機会に室外飼育しているのであれば室内飼育へ、また室内飼育をしていても危険はあるということを再認識していただければ幸いです。