犬の気持ちを知りたいって思ったことありませんか?

犬の顔アップ

このページでは、犬の様々な気持ちを解説していきます。

いつも愛くるしい姿で心を癒してくれる愛犬。
愛犬は嬉しい時には一緒に喜び、悲しい時には慰めてくれる、そんなすてきなパートナーですが、飼い主さんであれば愛犬の本音が知りたいのは当然ですよね。

犬は言葉を話すことができませんが、実はさまざまなサインで自分の感情を表現しています。

愛犬の本音が知りたい方におススメの記事です。

好意

嬉しい

しっぽを振る

犬の一番定番のサインはしっぽを振ることでしょう。
嬉しい時のしっぽの振り方は、しっぽを立てて大きく振ります。

その時に、一緒に耳をペタンと倒して、目を輝かせているならとても嬉しい時のサインを出しています。

ただその他にもしっぽを振る時は、興奮や、怒りなどのサインの場合もあります。

このあとで説明しますが、しっぽの位置や振り方で、サインが変わるので注意しましょう。

目がキラキラ

ことわざでも「目は口ほどに物を言う」というくらい、目からいろいろな情報を読み取れます。

これは犬でも同じことで、飼い主さんと遊んでいる時やごはんの時間など、嬉しい時には目をキラキラと輝かせます。

その他の感情も、長く一緒に過ごしていれば、愛犬の目を見ただけである程度理解できるようになるでしょう。

甘えたい

前足を乗せてくる

ソファなどでくつろいでいる時に、愛犬がトコトコときて、前足を乗せてくることありますよね?
とってもかわいくて、ついつい顔もほころびますが、これは愛犬がかまってほしい時や、甘えたいというサインです。

ただ、前足を乗せてくる場合、優位性を示そうとしていることもあります。
かわいいからと、かまい過ぎるとワガママになるので、グッとこらえることも必要です。

あごを乗せてくる

犬が飼い主さんに甘えたい時に、あごを乗せてくこともあります。
前足を乗せるのと同じではありますが、よりリラックスした状態です。

この時には完全に体を預けている状態なので、飼い主さんに対して絶対的な信頼を置いています。
そして、愛犬があごを乗せたまま寝ている姿を見た方も多くいらっしゃると思いますが、安心して甘えてきている証拠でもあります。

ヘソ天

信頼関係ができているなら、「ヘソ天」と呼ばれるゴロンと転がりお腹を見せるポーズを見せてくれるでしょう。
この「ヘソ天」にはいくつ意味があり、甘えておねだりをする、飼い主さんへの服従を表すなどです。

この時にどのサインなのか見極めるには、しっぽを見てみましょう。
甘えておねだりしている時はしっぽを振り、服従ならしっぽをお腹に巻き込みます。

つきまとう

犬の習性の中に、テリトリー内にいる時にはリーダーの後ろを付いていくという行為があります。
犬にとって家は自分のテリトリーなので、リーダーである飼い主さんの後ろをついて歩くことは当たり前なのですが、甘えたくてついてきていることもあります。

飼い主さんがどこかに行くならいつも一緒にいたいのですね。
その他におねだりをしていることもあります。

おやつが欲しい、遊んで欲しいなど要求がある時に追い回す傾向があります。
ただ、注意が必要なのは、分離不安症という心の病気を発症している場合です。

分離不安症とは、飼い主さんと離れると、もう会えなくなるのでは?と思う気持ちから問題行動を起こす病気です。
必要以上に後ろをついてきて、トイレやお風呂に入る時に一時的に姿が見えなくなるだけで、不安になり吠えるなどの問題行動を起こすのです。

愛犬がいつも追いかけてくる時には、甘えたいのか分離不安症なのか見極めて対処するようにしましょう。

遊んでほしい

プレイバウ

犬のサインのひとつにプレイバウという行為があります。
これは、犬が相手を遊びに誘う時に取るポーズで、頭を低くして前足を伸ばし、お尻をあげて体を弓なりに反らして、目をキラキラさせながら、しっぽを振る、吠えるなどの行為をします。

プレイバウ自体あまり聞きなれていない方もいらっしゃると思いますが、ポーズに関してはよく見るのではないでしょうか?
遊んで欲しい時には、誰にでもプレイバウをして遊びに誘うことでしょう。

ただ、このプレイバウはおこなう子もいれば、全くやらない子もいます。
やらないからといって問題があるわけではないので、安心して下さい。

おもちゃを持ってくる

愛犬がおもちゃを持って近くにくることがあります。
この時は、愛犬がかまって欲しい、このおもちゃで一緒に遊んで欲しいと甘えてきています。

そんな時には、いっぱいおもちゃで遊んであげましょう。
ただ、毎回要求をのんでいると、ワガママになるかもしれません。

忙しい時には、無視をして遊べないことを示すこともしつけのうちです。
しつけがうまくできれば、忙しそうにしている時におもちゃを持ってこなくなります。

遊ぶ時と、遊べない時のメリハリをつけてあげましょう。

大好き・安心・信頼

口や顔を舐める

犬は、相手の顔や口を舐めてくることがあります。
この行為は先祖のオオカミの習性の名残で、上位の相手に対して親愛を示すためにとる行為です。

また、子犬が母犬にごはんをおねだりする時に相手の口を舐めます。
舐められた母犬は、食べ物をもどして子犬にあたえるのです。

このオオカミや犬の習性から、飼い主さんの顔や口を舐めて、愛情表現をしているのです。

お尻をくっつけてくる

愛犬が信頼してくれているなら、お尻をつけてくることがあります。
これは、犬の習性の1つで、まだ野生の頃に、背中やお尻を付けて寝るという行為があります。

この行為は、背中やお尻を相手に預けるという、まさに信頼の証です。
そのため、この頃の習性の名残で、信頼している飼い主さんに対してお尻をつけてくるのです。

頭・鼻をコツンとしてくる

愛犬がたまに、頭や鼻をコツンとぶつけてくることがあると思います。
この行為は飼い主さんに対する安心や信頼を表しているサインの1つです。

また、甘えてかまって欲しい時にもしてきます。
何かの要求の場合は、かまい過ぎるとワガママになるので、時には相手をしないで、キチンとしつけをしましょう。

負の感情

犬はとても感情豊かなので、楽しいや嬉しいなど、体全身で表現してくると思います。
それは悲しいや不安などを表現する時も同じで、見るからに悲しそうな表情やサインを出してきます。

ここでは、そんな負の感情を抱いている時の犬が出すサインをご紹介します。
普段見せる何気ないしぐさが、実は負の感情を表現しているのかもしれません。

どんなサインがあるのでしょうか?一緒に確認してみましょう。

悲しい

悲しい鳴き声・声を詰まらせる

犬もわれわれ人間と同様に、悲しいことがあると声を詰まらせながら泣きます。
有名な話では、飼い主さんが亡くなり、遺族の方と飼い犬がお墓参りをした時に、お墓から離れようとせず、声を詰まらせながら悲しい鳴き声を出して泣いていたということがありました。

犬はとても信頼関係を大事にする生き物なので、飼い主さんがいなくなることへの悲しみが、ひと際大きくなるのでしょう。

元気がない

愛犬が病気でもないのに元気がないなんてことはありますか?
悲しくて元気がない場合には、表情や態度から見てすぐに分かるかと思います。

ただ、怒られたあとなど、悲しくて元気がないだけならいいのですが、とてもストレス感じている、不安があるなど、心に負担があるような状況では問題があります。
あまりにストレスをかけてしまうと、うつ病や分離不安症など発症してしまうケースもあるので、愛犬が悲しそうにしていて元気がない時には、なぜなのかこまかく症状を確認するようにしましょう。

前足にあごを乗せてうつぶせ

いろいろ忙しい時でも、愛犬のことをかまってあげていますか?
もしあまりかまえていなくて、愛犬がうつぶせの状態で前足にあごを乗せていたら、悲しくてすねているサインです。

表情も明らかに、「どうせ構ってくれないんでしょ?」と言わんばかりの悲しい顔でアピールをしてきます。
そのままにしてしまうと、ストレスの原因にもなります。

忙しい時でも、愛犬とはしっかりとコミュニケーションを取るようにしましょう。

怒り

鼻にシワを寄せて歯を見せる

犬が見せる表情の中で、特に分かりやすいサインは怒りでしょう。
鼻にシワを寄せて歯をむき出しにしてうなり始めれば、敵意をむき出しにして威嚇している証拠です。

この状態の時にむやみになでようとすると噛みつかれるかもしれません。
機嫌が直るまではそっとしておく方がいいでしょう。

しっぽをピンと立てる

犬は怒りを表す時に、しっぽをピンと立てます。
そして、ゆっくりとクネクネさせて、相手に対して攻撃するぞと威嚇し始めます。

また、自分の方が強い、偉いなどを表現する時にもしっぽを立てます。
群れのリーダー争いの時によく見られる行為です。

恐怖・不安

あくび

われわれ人間は眠い時にあくびをしますが、犬のあくびにはいろいろな意味があります。
いたずらをしてしかりつけている時に、あくびをされたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

人の感覚では、説教している時にあくびをされたら、火に油を注ぐようなもの。
しかし、犬にとっては、やめて欲しいや降参などの意味になるのです。

犬のあくびにはこんな意味があります。

  • ストレスを感じている時
  • 緊張をしている時
  • 不快に感じている時
  • 許して欲しい時
  • 飼い主さんのあくびに反応して

散歩に出かけた時に、前から人が来て犬があくびをするようなら、犬はその人に対して苦手意識や、緊張をしています。
あくびをすることで、緊張でこわばった筋肉をほぐそうとするのです。

また、いたずらをして飼い主さんに叱られている時にあくびをするようなら、もう許して欲しいというサインになります。

その他遊んでいる時にあくびをすることもあります。
その時には、なにか不快なことがあるのでしょう、他の遊びをしてあげて下さい。

そして、飼い主さんのあくびに反応することや、やはり眠い時にもあくびをします。

しっぽを足の間に入れる

散歩をしていて他の犬に遭遇した時に、愛犬が尻尾を足の間に入れていたら、恐怖を感じて相手に対して降参しているサインです。
犬はしっぽをまたに挟むことで、相手に対して敵意がないことを表し、許してもらおうとします。

その時に、表情も併せてみるといいでしょう。
恐怖を感じ、完全に服従している時には、おどおどとした表情をしながら、耳を垂らし上目遣いで見てきます。

しかし、歯を見せている時には、恐怖を感じていながらも、いざとなったら戦うぞという意志を表しているので、不用意になでようとしない方が良いでしょう。
しっぽを足の間に入れている時は、一緒に表情も確認してみて下さい。

片足を上げたままフリーズ

初めて会う人や犬がいた時に、愛犬がフリーズ(静止)したことはありますか?
これは、犬が相手に対して、恐怖心から警戒をしている時に見せるサインです。

その時に同時に片足を上げているようなら、すぐさま動く準備ができているポーズです。
片足を上げておくことで、どんな状況にも対応できるようにしているのです。

ふるえる

犬が小刻みにふるえている時には恐怖を感じているかもしれません。
もちろん寒い時にもふるえますが、苦手な人に会う、知らない場所へ行く、大きな音を聞くなどで恐怖を感じた時にもふるえてサインを出します。

犬は記憶力がいいので、過去にある嫌な思い出がトラウマとして記憶していることがあります。
車に乗ると病院へ連れていかれて嫌なことがあると記憶していれば、車に乗せられそうになるだけで震え出すでしょう。

フケが出る

犬が恐怖や不安などを感じた後に、状況が落ち着いてからフケが出ることがあります。
恐怖や不安を受けると、大きなストレスとなり、体を舐め続けて皮膚トラブルを起こしてフケが出るのです。

また、稀に極度の恐怖を感じた時に、フケが浮き出てくることもあるそうです。
フケが出ている時には、恐怖や不安を感じてストレスをためているかもしれないので、フケの原因を確認してみましょう。

キライ

パンティング

キライな人に会えば、緊張、恐怖、不安などの負の感情が出て、ストレスになるでしょう。
犬も同様に、キライな人に会えばとてもストレスを感じ、パンティングをはじめることがあるでしょう。

パンティングは犬が体温を下げて調整するために、舌を出してハァハァと呼吸をする行為です。
なぜキライな人に会うとパンティングをするかと言うと、ストレスを感じると分泌させるコルチゾールと呼ばれるホルモンが関係しています。

コルチゾールを分泌させると、心拍数、血糖値、体温を上昇させます。
そのため、体の温度を下げるためにパンティングをおこなうのです。

暑い日でもないのに、パンティングを始めたら、キライな人や犬を見つけた時かもしれません。

肉球が湿る

緊張や不安などある時に、手に汗をかくと言いますよね?
実は犬も手に汗をかく生き物で、肉球にだけ汗腺があります。

そのため、キライな人に遭遇した時に、緊張や不安から手に汗をかき、肉球が湿ります。
涼しい日なのに肉球が湿るようなら、キライな人や犬がいたのかもしれません。

うなる・歯を見せる

友達の犬をなでようとしたら、歯を見せてうなられたなんて経験はありますか?
それまでは機嫌良く遊んでいたのなら、残念ながらキライと思われているかもしれません。

やはり、犬も意思表示として、キライな人に対しては、怒りや威嚇などの行為を見せるのです。
なでようとした時にうなられるようなら、無理に近寄らずに、向こうが馴れるのを待ちましょう。

まとめ

愛犬がいつも出しているサインは確認できましたか?
いつでも愛犬と楽しく過ごすには、出しているサインを見逃さないことが大事です。

喜びのサインが多いのであれば、幸せに暮らしている証拠ですね、とてもいい関係が築けていることでしょう。
しかし、悲しい、怒り、不安などの負の感情から出るサインが多いのなら、何が原因なのか考えなくてはいけません。

サインが分かれば、愛犬との距離もぐっと縮まります。
愛犬と快適に暮らすためにも、何を考えているのか理解できるように、出しているサインを理解してあげましょう。